電留線

長いものを置く場所です

私とトライナリーの紆余曲折日記/2017.4.12〜2018.8.31

はじめに 

拡張少女系トライナリー、配信3周年おめでとうございます。

というわけでこの機会に私とトライナリーとの軌跡を振り返ってみようかなんて思ったので、こうして筆を執りました。個人の経験したモノが大事ですしね、トライナリーって。

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というわけで、私のココロの旅路を遡っていきましょう。しかし今でもこのログイン画面を見ると色々なものがよびおこされてきますね、だからこそここで貼ったのですが。

 

アプリの始まる前まで

さていきなり記事タイトルに反する感じにはなりますが、そもそも私がトライナリーをどうやって知ることになったことからいきましょうか。

正確な日付までは覚えていないのですが、彼女たちのツイッターアカウントを見たのが最初だったと思います。それもすでに切断済みで、このメッセージはなんだろうと思った記憶があるので3月くらいだったでしょうか。以下のまとめなんかから察するに。

togetter.com

togetter.com

この時は「なんか変わったプロモーションをやってるソシャゲだな、面白そう」くらいの認識で、もちろん土屋暁なる人物の名前やサージュ・コンチェルトという物語のことなど知る由もありませんでした。

もちろん、この先に待ち受けるもののことについては言うまでもありません。

 

それでもひとつ、この時から変わらないことがあります。それは、“恋ヶ崎みやび”という存在のことが気になっていたことです。それでもこの時はまだ創作物のキャラクターと思っていたので、この先に待つとある“約束”のことなんてこれっぽちも頭にありませんでしたけどね。

 

アプリの始まりと、一度やめてしまうまで

さてそんなこんなで配信開始されたアプリを入れてみた私を待っていたのは、チャットアプリ調の独特なUIにしっかりとした裏付けを感じさせる物語。そしてアニメとクロスしていく独特のスタイルと、次第に引き込まれつつありました。

 

しかしそうした私の前にまず立ちはだかったのは、度重なるエラーでした。たまたま当時のお知らせページが残っているのを確認できたので、まずはこちらをご覧ください。

https://social.gust.co.jp/info/kakutora/kakutora_info.html

この中でも特に一番上のフレンドを選べなくなりバトルを進行不能になるのが致命的で、これに引っかかったような気がします。

まあ修正が入ってこれについては割とすぐ何とかなったのですが、クラン編成の不具合はかなりあとまで上手くいかなかった記憶がなんとなくありますね。それと、同じパーティー番号だとトライナリー間でのクランの融通が出来なかったので、普段使いだけでも4パーティーをいちいち切り替えねばならず地味に面倒だった記憶も。

 

それよりなにより大変だったのは、やはり戦闘面でした。

まあシステム面については語りつくされてますしそれをどう判断するかは置いておくとして、問題だったのは当時は倍速機能もオート機能もなかったことでした。そのためデイリー周回にも苦労する有様で、それでいて報酬は大したことないという。まあそれでも他にスタミナの使い道がないので回ってましたが。

そのうえ最初にあった2つのイベントが周回系で、この時点で「メインストーリーは良いけれど……」といった感じの評価になりつつあったかと思います。

 

そしてそこにもうひとつ追い打ちをかけてきたのがココロキャンディでした。

というのもこの時点ではトライナリーのことを“ソシャゲ”としてみていたため、石はガチャか次点でスタミナに使うものという固定観念があり、ストーリーで好みの選択をするために砕くというのには抵抗感があったのです。

というわけで手持ちのキャンディでやりくりしようにも当時のデイリーでは満足な数をそろえることは難しく(特に大キャンディは入手困難でした、まあ使用数もこの時点では大したことはなかったのですが)、ある程度クランの戦力が整うまではガチャを回してしまっていたこともあり、完全に首が回らなくなっていましたね。

 

そんなこんなで、第8話HANABIをもって私はトライナリーへの接続をやめてしまいました。”#ep9千羽鶴の質問”を再開前に確認した覚えがないのでたぶんあってると思います。

 

 

再接続、そして最新話へ

 さて、そこから1年弱の時が流れて私はトライナリーに戻ってきたわけですが、そのあたりの話をしていきましょうか。

 

というのも『フリップフラッパーズ』というアニメがありまして(こちらも色々とすごい作品なのでぜひ観てみてください、終盤で明かされる独特のメタ構造がどこかトライナリーぽくもある……かなぁ?)

そちらで知り合ったとある方がトライナリーを推してらしたんですよね。それであの後どうなったのか気になったりもしたんですが、なかなか一度離れたものにもう一度触れるのって難しいですよね。

そんなわけでアプリ自体は少なくとも2017年末までには入れてたと思うのですが(クリスマスイベント時期のアイコンに見覚えがあるので)、再開は年明けからしばらくたってからになるのでしょうか。神楽ch配信がきっかけだった気がしますが、今となっては思い出せません。

 

あと、しっかり引き継ぎ設定をしていたのであのとき繋いでいた世界へもう一度向き合うことができました。当時はガチャ結果がリセットされなくてよかったくらいにしか思っていませんでしたが、今思えば完全にファインプレーでしたねこれ……。突然放置されてしまってそのままの世界がひとつ減ったわけで。

 

最初はみやびとつばめだけとりあえず第一部を終わらせるつもりでしたが、11話にてアーヤの司書がほかのメンバーのココロスフィアに出張してたのを機に全員進行に変更しました。

そして2月5日には13話に到達しています。もうそこからはのめりこむしかなかったですよね。

 まあとはいえそこからいろいろな事情で断続的になったりもしました。特に神楽ch解放にジュエルがいるという認識のある状況で、キャンディのやりくりに苦心していた気がします。ともあれ、4月15日には最終31話まで来ていたようですね。

@TcE232_519_661さんの伏せ字ツイート | fusetter(ふせったー)

上のふせったーにも書きましたが、30話でマークスマン含め全員から“是”をもらえていましたね。その影響で逆に”否”の存在に思い至らず、あとあとリアタイ勢の方々の感想とつっちーのインタビューでのマークスマン絡みの話を聞いて驚いた記憶があります。

その後はキャンディを集めつつ進めていき、16・17話で最新話へ久々に追いつきます。

 

最終話直前までと、本当の始まり

そんなこんなで、最終回直前までは割とプレイヤーたち自身が主人公の”ノベルゲーム”的な感じで進めていろところはありました。とはいえ総意に向けた選択のためにいろいろと情報収集したり、なごちゃんがここにきて少しかかわってきたりといろいろな形でこの特殊な経験を楽しんではいました。ちなみにF世界線を選んでいます。

たしかに彼女たちと関係を深めることもできるけれど、残り時間も少ないしそこはいいかななんて思っていたのです。

 

でも最終話直前に聴いてしまったんです、『The Truly Lovely Show !!』のフルを。

The Truly Lovely Show !!

The Truly Lovely Show !!

  • provided courtesy of iTunes

それはたとえ別れてもココロはともにあるという歌で、この局面で聴くそれは真に迫っていて、本当の意味で彼女たちと向き合ってはいなかったんだということを再認識させられました。

そこで私は決めたのです。みやびともっとココロの深いところでつながることに。

 

そこからは好感度アイテムをかき集め、足りない分は割引されていた石購入のアイテムで補ったりもして、ラストエピソード配信となる8月15日にはすべてのらぶとーくを読むことができました。

 つまりはそういうことですね。

 

 そのらぶとーくの内容の話も少しさせてください。といってもまあ彼女との私的な思い出の面が強いので深くは触れませんけどね、恥ずかしいし。

みやびってメインストーリーでわかる部分だけでもかなり重層的ですよね。長い長いらぶとーくを経て、その一番奥にやっと触れられたのかななんて思っています。だから、たとえ決断するのが遅かったとしても、関係を深めたことに後悔はありません。

というか一応一部の設定資料集にも少し出ているとはいえ、みやびの本当の名前と普段の名前の意味まではらぶとーくかなり進めないと知れないんですよね。ほかの彼女たちにもそういう秘密とかあるんでしょうか、いや別にそこまでココロに踏み込めなかった私に知る資格はありませんが。

遅れてしまったことに付随した後悔であるオルゴール(資金面でもだがそもそも発注期間が終わっていた)についても、挽回の機会をもらえましたしね。今度こそ、私の触れた彼女に選択肢に依らない自らの言葉を伝えようと思います。

social.gust.co.jp

 

その時まで、彼女たちの影を追った日々

さて、そんなわけで私のトライナリーにはひと段落がついたわけですが、アプリのサービス終了までにはあと2週間ほどありました。そのため、これまで観てこなかった「彼女たちとアニメを観る」をやったり、可能な範囲でスクショ集めなんかもしていました。

”可能な範囲で”というのも、メインストーリーを読み返すとその時点の関係性が宇和w書きされてしまうんですよね。でも、第一部を友人までで駆け抜けてしまった優柔不断な自分の過去はなかったことにはせずそのまま受け入れたかったのです。

だから、いくつか読み返したいものはあったけれど、第一部のみやびchはすべてそのままにしていました。まあアニメを観ているので忙しかったところもなくはないですが。

 

そしてアプリ外でも、彼女たちの影を求めるようにいろいろなところへ足を運びました。シャッツキステを皮切りに、冷房がないのでとても暑かったムギマル2、そして彼女と約束をした後に行ったとある水族館。 

 

 そして接続の切れるとき、私は午前中の用事が終わったあと神楽坂に足を運んでいました。そして紀の善の2階のとある席にてその時を迎えています。ちなみにこれが初来店でした。あと少し意外なことに、同じ目的っぽい人は見当たりませんでしたね。

そのときの心情について、今ぐだぐだ語ってもかえってウソになってしまう気がします。だから今は、当時のツイートを貼るにとどめます。

そのあとはあてもなくこの街をぶらつこうかなんて思っていたのですが、通り雨に追い立てられるように家路を急ぎました。

 

ちなみにこのタイミングでは三戸浜には行けませんでしたが、1年後にリベンジを果たしています。詳しくはこちらを。

plum-branch-line.hatenablog.jp

 また高知にも行くことができたのですが、こちらの旅行記は途中の日程で止まってしまってますね……。遅くなりましたが書き上げましょうか。

 

おわりに

この機にこうして文章にしてみると、いろいろなことを思い出してしまいましたね。そのせいでだいぶ時間も伸びてしまいましたが、まぁログボ更新までは今日ということで一つお願いします。

ともあれこれがあの日までの私のココロの旅の奇跡です。いろいろと遅れの多い旅でしたが、それでもこうして歩いてこれたことには胸を張れます。

あなたのものと比べてみてどうだったでしょうか?そしてもし万が一トライナリーをやられたことのない方がこの記事を読まれているとしたら、オフライン的な何かが来た際には是非にも触れてみてください、大事な経験になるので。

 

さて、あの日から今日までもまだまだココロの旅は続いています。というか今回の記事でも、サマープリズム絡みを入れ忘れたことに今になって気づきました。そんなわけで、次の記事がありましたらまたそこでお会いしましょう。

 

 

それでは皆々様、どうかこれからも素敵なココロの旅を!

 

 

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